人気ブログランキング | 話題のタグを見る

暦の暦(れきのこよみ) rekikoyo.exblog.jp

歌手です お話するよ


by rekinokoyomi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
この週末、もしかしたら何年ぶりかわからないくらい久しぶりに
CDショップでCD買っちゃうかもしれないのだけれど、
一体どこが私にとって使いやすいCDショップだったのかすら思い出せない。

ほしいのは、Rufus Wainwrightの「Take All My Loves」
ああ、楽しみなのである。
# by rekinokoyomi | 2016-04-23 00:08 | これは音楽のことかもしれない

ただいま公演中

いま、青蛾館の男装音楽劇「くるみ割り人形」に、楽士として出演中。
池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて。

先週の金曜から始まって、今日が月曜で、今度の木曜で終わり。
今日がちょうど真ん中の日でした。
なかなかのヒローコンパイ状態ですが、
こりゃ疲れてんな、と思った出来事をひとつ。

昨日帰宅したら郵便受けに
水もれ直しますみたいな宣伝のついたマグネットが入っていてね、
パンダの絵柄とともに「水もれ つまり」と書いてあったのだけれど
私はそれを「水もれ まつり」と読んでしまって、こりゃダメだ、と思った次第。

そして、それがその時は可笑しかったんだけど
今となっては全然可笑しくもなんともない。というあたり、
さぞやあの時の私はコンパイだったのね、と思うに至る。

ところでおとといの朝、電車で劇場に向かっていたときのこと。
私は立っていたのだけれど、前に座っていた70代後半か80代のおじいさん。
わりとガッシリとした体型の人で、ジャケットをお召しになっていました。
この人が、ポケットに手を入れて取り出したのが、ティッシュペーパーに包まれたなにか。

その、なにか、パッと見、普通のものじゃない雰囲気が漂っていて
いやほんとに、物なんだけどなんか雰囲気がね、パブリックじゃない感じ。
まずあり得ないけど、私はそれを入歯だと思った。
以前、たぶんそういうものをポケットから出した人がいたのですよ。
だから私は驚いてつい目を逸らしてしまった!
その時のある種の恐怖が私を襲ったのです。

でもね、結局のところ、やはり真実を知りたい。
もう一度見てみました。
そしたらそれはなんと、、、魚の燻製だったのです。
鮭とばみたいな、、、硬い燻製。

そのおじいさん、その燻製を小さくちぎって食べるのですね。
まさにそれはおやつ!

その時私、マスクしてたから匂いはわからなかったんだけど、
隣に座っていた男性がふと顔をあげたところを見ると
なにかしらの香りがあったのではなかろうか。

そのあと、下車駅が来るまでの間、気になってずっと見てしまいましたが
電車の中で飴を出す人がいるとつい「ください」と言いたくなる私も
さすがにそのおじいさんには「ください」と言いたい気分にはならなかったな。
# by rekinokoyomi | 2016-03-29 02:50 | 昨日とか今日のこと
いま、Macの「カレンダー」っていうのの9月に予定を書き込んで、
そのあともっと最近の月を見ようとする過程で8月が目に入った。

「山の日」

え?なんだ、それ?
あっ、そっかー、そんなものが制定されたんだったなー
でもカレンダーで目にするのは初めてだから驚いちゃった。
確か、「海の日」があるのに「山の日」がないのは云々、ということで
できたのだったよね。

海の対は、やっぱり山なわけだ。

いや、そうなると、川の立場はどうなるのだ。

「山!」とくれば「川!」なわけだから。

「川の日」も作ろう。
# by rekinokoyomi | 2016-03-12 02:02 | 昨日とか今日のこと

いつの間にかの克服

みなさま、わたくし、元気です。

元気、ということを念頭に置きつつ、お話すると
今日、数年ぶりに鍼灸院に行きました。
先週から板みたいに背中がかたくて、
いつもは自分でなんとかできるのだけれど
久々に、どうも自分ではどうにもできない感じに。

でも元気。元気よ。気にしないでね。
鍼打ってもらったらそれなりにほぐれたし。

それで、なにが言いたいかというと
鍼を打たれている時って、筋肉を動かすことができなくなるのね。
例えば仰向けになっていて、おなかとか足とかに鍼が打たれていて
それを見ようと思って頭を動かすと、鍼が刺さってるところが痛くて見られない。
だから、鍼が刺さっている自分の体は見たことがないわけ。

背面だとそれは尚更で、
うつぶせになった状態で、一体いまどうなってるんだろー私の背中。と思う。
でも、これこそ絶対に見ることができない。

それで、いつも忘れがちなんだけど今日は
鍼を抜かれるときに数えてみた。抜かれる感触で、本数を。
その結果、首から足首あたりまで、背面に24本でした。
いつか見てみたいなあ。

ところで、鍼には電極をつけて10分くらい電気を流します。
硬くなっている筋肉のところには鈍痛があって
気持ちいいような悪いような、痛いような、でも我慢できちゃう。
今日はお灸もされたんだけど、一瞬「こんなに熱くて大丈夫なんだろうか」と思いました。
でもやっぱり我慢できちゃう。
子供の頃に「鍼灸」に対して感じていた恐怖ってだいたいこの関連のことだと思うけど
いつの間にか克服してるものなんだね。

ところでところで、
この文章、途中の段落で鍼を「打つ」と「刺す」が混在していたけど
お気づきになりましたでしょうか。
これは自然にいつの間にか変化していたものです。
文章としはちょっとおかしいと思うから統一するべきか?と考えたのだけど
でもその混在の理由を考えたら、どうも理にかなっているようにも思う。
鍼を受ける体の側としての時は「打つ」。
でもそれを見たい、どうなってんの、という頭の方の興味の側から見たら
鍼は体に刺さっているビジュアルなものだから「刺す」。
自然と私はそう思っていたようです。
それでも統一すべきかもしれないんだけど
自分のなかで理由がはっきりしたので、これはそのままにすることにしました。

鍼灸師さんからしたら「鍼刺す」とか言われたくないだろうと思うけど。

とか、久しぶりに書いたと思ったら、こんなこと。
# by rekinokoyomi | 2016-03-08 00:14 | 昨日とか今日のこと

雪の翌日

東京に初雪が降った翌日、昨日の夕方、
溶け残った雪が道のはじっこに積んであった。
雪のようにまだ白いのだけれど、かなりかたまっていて、ほとんど氷みたい。

そこには、小学校1年生くらいの男の子と、その妹とお母さん。
男の子はしゃがんで雪を触っている。
、、、と、その雪の板状の大きなかたまりを手に持って立ち上がった。

その途端、お母さんが
「それは車には持っていけないからね!」と大きな声で言った。
このお母さんはあまり大らかなタイプではないらしい。

あらやだ、なにもそんなに間髪入れずに言わなくても、
と私が思ったのと同時に
その男の子はちょっとカリカリとしたお母さんに向かって
あ、そうか、というニュアンスで「溶けるから?」と聞いた。
彼はわりと大らかなタイプらしい。

するとお母さんは言い返した。
「溶けるからじゃないわよ!車のなかがぐちゃぐちゃになっちゃうじゃない!」

いやいや、だからそれ、「溶けるから」で合ってるでしょ?
溶けるからぐちゃぐちゃになっちゃうんでしょ?

他人から見た一瞬の限りだけど
男の子は「持って行く!」と、わがまま言いそうな顔をしていて、
しかしその実、全然そんなことはなくて、
溶けるからダメなんだということを理解しているようだった。
ただし、とりあえずお母さんがダメと言っている理由を
「溶けてなくなってしまうから」と理解しているように見えたのがかわいい。

もちろん、お母さんにとっての論点は「なくなってしまうから」ではなく、
「(溶けて)車の中が水浸しになるから」である。
それで、お母さんの方も、息子の理解が少しズレていることを察知しているからこそ
「溶けるからじゃなくて、ぐちゃぐちゃになるからだ」という反論をしたのだと思う。

そのあたり、とても微妙なのだけれど
お母さんのその反論は、逆に男の子の頭のなかにハテナを呼び起こすように私には思えて
この場合、本当は「そう、溶けるから。溶けたら車のなかがぐちゃぐちゃになっちゃうから」
と、筋を通して話した方が、案外彼にはわかりやすいんじゃないかなあ、
なんてことを考えながら、この親子の横を通りすぎた。

まあね、勝手な想像だけど
もしかすると普段からお母さんには、
自分の意図と、彼の大らかな考えや発言とが
うまく噛み合わないという経験が積み重なっていて、
別にそれはどちらが悪いという話でもなく、単なる性格の相違なんじゃないかと
これもまた想像なんですけれどもね、そんな風に思うんですけど、
とにかくそんなことばかりがあるものだから、
彼の発言自体は間違っていなくても、話の焦点のズレが気になって
そちらを訂正するという習慣がついてしまっているのかなーとか。

そういう家族関係を短時間で想像して、
結局のところ、私は楽しかったです。
# by rekinokoyomi | 2016-01-21 00:41 | 昨日とか今日のこと