暦の暦(れきのこよみ) rekikoyo.exblog.jp

歌手です お話するよ


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二度と来ない瞬間の「はい」

池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて本番中。
寺山修司作品を上演する<青蛾館>の男装音楽劇「宝島」で、歌ったり演奏したりしています。

数日前、劇場帰りの夜遅くにSEIYUで買い物。
カスピ海ヨーグルトと、焼き鮭と、豚肉と、
最後にレジ前で、あ、卵なかったな、と思い出したので6コ入りを持って並んだ。
順番がきて、ピッ、ピッ、とやったあとにレジのお兄さんが心持ちうれしそうな声で言ったよ。
「ちょうど1000円です!」

あらまあそれは奇跡の1000円。端数がいっぱいついてるのに合計1000円だなんて!
でも私そのときちょっと疲れていて、しかも予想外のことだったもんだから反応が遅くて
フツーに「はい」と言って1000円出しちゃったのだけど
もっと元気なときだったらもう少しね、、、
彼のうれしそうな「ちょうど1000円です!」に応えて
明るい雰囲気を醸し出した「はい」を言えたんじゃないかなってね、、、
あー、残念だったなー、
彼の気持ちを汲んで、ちゃんと共感したってことを伝えたかったなー、
明るい「はい」で。

「宝島」は明後日2/11日曜日13時で終わり。
演劇をやっていて思うのは、同じ時間は二度と来ないんだなということ。
まあ、他にも色々思うけどね。

そう思うと、うふふ、
あのとき卵がないことを思い出さなかったら出会わなかった「ちょうど1000円です!」。
あの時間も二度と来ないのです。
うーん、考えれば考えるほど悔やまれる。
すまん、レジのお兄さん。
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Commented by 三郎猫 at 2018-02-11 22:41 x
暦さん、こんばんは。
そしてお久しぶりです。
お忙しいようですがブログが帰ってきましたね。
僕自身、最近つとに視力が落ちてきた(老眼も含め)ので
暦さんの目の話は気になりました。

奇跡(の1000円)、伝えられなかった思い、二度と戻らぬ時間。
なんだか人生の縮図のようですね。
それは生きていれば必ず訪れる瞬間・・・
そこで僕が考えるのは、僕が生きている社会(普通の会社勤め)では
「奇跡」も「伝えられなかった言葉」もありますが三つ目は「次は(なるべく)失敗しない」なんですね。
「二度と戻らぬ時間」なんて儚い!それはもう芸術の受け持ちです。
ですからやはり暦さんは芸術の社会人なんだなということを思ったのです。
そしてさらに僕は猫の社会にも言及しておきたいのです。
猫の社会には四つ目があります。
それは「明日のことは心配しない」ということなのです!
Commented by at 2018-02-12 22:39 x
暦さん、こんばんは。

公演お疲れさまでした。
寺山修司の子供のための作品だと聞いたけど(子供もたくさん観にきてたね)
大人の僕にも存分に楽しめる芝居でした。
夢や希望をまっすぐに語る場面に思わずグッときたよ。
子供たちは芝居を観て「そうだ!そうに決まってる!」と当然のように思えればいいし、
大人の僕は「きっとそうに違いない。」と過去を思い出してこれからを考える…、そんな感じだった。
音楽も重要だったね。
今回の芝居がどこまで寺山修司のオリジナルなのかはわからないけど、
帰り道に「どこかに どこかに きっとある…」と口ずさむというのは音楽の大きな力だ。

また観にいきたいなー。
Commented by rekinokoyomi at 2018-02-15 00:59
三郎猫さん、久しぶりなのにコメントうれしいです。ありがとお、、。
元さんも、ありがとお、、。

ちゃんと読んでいるのですが、とにかくですね、
実はまだ忙しいがつづいていて疲労困憊。
これはいかん。
週末くらいにもう一度お返事させてくださいな。

今日はとりあえず、おやすみなさい。グウ、、、。
Commented by rekinokoyomi at 2018-02-24 11:55
三郎猫さん、こんにちは。次の週末になってしまいました。

2/11に芝居の音楽隊が終わり、おととい2/22にもう一つライブが終わりました。
なんか瞬間風速的に忙しかった一ヶ月。
やっと落ち着いてお返事です。

「芸術の社会人」という、不思議に素敵な言葉なんですけど、
外から見ると「浮世離れした社会人」と思われることも多いようです。そんなことないと思うんだけど。
だから、こんな奇跡について(普通ではないと思うけど、、、な)社会人の三郎猫さんが、
きちんと受け取ってくれているのはうれしいなあ。
でも「次は(なるべく)失敗しない」も大事です。
失敗するよさもあるんだろうけど、その境地にはなかなか行けません。性格ですね。

猫の社会の「明日のことは心配しない」。
猫については、過去や未来のことをどの程度わかっているのか、
みたいなことを聞いたことがあるけれど
毎日庭にごはん食べに来たりとか、
歩いてる時に、いかにも「あっ」という感じで立ち止まって
戻ってきたりするところを見ると
過去も未来もけっこうしっかりあるんじゃないかと思います。
Commented by rekinokoyomi at 2018-02-24 12:02
元さん、こんにちは。
公演、遊びに来てくださりましてありがとう!
子どもってあっという間に大人になるから、そう簡単に大人・子供と分けられないって思う今日この頃なんだけど、子ども扱いのない音楽だったんじゃないかなー。

しかし、「どこかに、どこかに、、」と劇中で何度も登場するテーマ曲みたいな歌に関しては、私の声ってこういう時、妙に歌のお姉さん的に響くわね、と思ったりして。
だから違う風に歌ってみようと思っても、なぜかそこから脱するのが難しかったな。
だからいけないってこともないんだけど。
そして、劇場を出てからもなんとなく頭に残る歌が一曲あるっていうのはいいことだね。よかった。
by rekinokoyomi | 2018-02-10 00:58 | 昨日とか今日のこと | Trackback | Comments(5)