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歌手です お話するよ


by rekinokoyomi
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罪ではない口走り

数日前のお昼頃、近所の商店街で前を歩く女性が携帯電話で話をしていた。
それほど大きな声ってわけじゃないけど、歩いているし、言葉は結構はっきり聞こえる。
まず飛び込んできた言葉は、「海老は何本?」。
相手はたぶん、、、高齢のお母さんかな。
話し方からして、肉親か親族か、とにかく家族の話し方だったからね。
「海老は何本?」となると、なんだろう、買っていく海老の本数?
一緒に暮らしているのか、別に暮らしているのか、とにかく夕食の相談だな。

そんなことを思っていると、「じゃあ六時ね、六時にお店ね」。
あ、自宅で海老を料理するわけじゃないのね?
海老が何本、なんて話してて「お店」ってことは、天ぷら屋さん?
天ぷら屋さんの予約をとるのかしら?

そんなことを思っていると、「コバチワ?」。
なにそれ?と私は思った。
どうも相手(お母さん)にも通じなかったらしい。
女性の声が突然、ほんとに突然大きくなった。
「コバチワ!!??」
まだ通じない。私にも通じない。
一段と大きくなる声。
「コ、バ、チ、ワ!? サラダとか!!豆腐の!!」

あ、そうか!
これは「小鉢は?」だ。
天ぷら以外の箸休めのことを言ってるのだ!

それにしても豆腐のサラダを小鉢って呼んじゃう?!
というのは置いといて、

とにかくお母さんにはなかなかこの「小鉢は?」が通じなくて
女性はどんどんイライラしていく。
やっとこ伝わって、何かしらの回答を得て、
もう一度時間のことなどのやりとりをする頃、私は女性を追い抜いて角を曲がるところ。
背後から最後に聞こえてきた言葉は、、、「嘘つき!」。

びっくりしちゃったー。
でもすぐわかったよ。
これは電話を切った直後の言葉なんだよね。
おそらくはこの電話中に、お母さん(と決めつけていますが)は
事前に決めていたのとは何か違うことを言って、
それは女性にとって少し面倒な何かで、でも彼女は我慢していたのに
さらにたまたま通じなかった「小鉢は?」でイライラが募っていってしまったものだから
すべての会話が終わって電話を切った瞬間に「嘘つき!」と口走ってしまったのだ。

平和なお昼間の商店街に響いた言葉としては結構ショッキングではあったけれど
そんな彼女に罪はなかろーよ、と私は思うのでした。

いつもながら、ほとんどすべてが想像だから、、、なんとも言えないけれどもね、
それでもおそらく罪はなかろーよ。

イライラが詰まってしまって、それをなんとか解消したくて、
いやあ、もうそれってほんとに個人としては嫌な気持ちなのは重々承知なんだけど
実は同じようなことは世界中のみんなみんなにあったりして、
できればもっと柔らかい気持ちでイライラしないで、うまくいなしたいと思っているだろうし
だから「嘘つき!」なんて声に出して言ったことに彼女は罪悪感を持ったかもしれないけど
結局のところつまりはみんな大変なんだなあってことが私の結論。

みんな大変なんだから大丈夫よー、ってね。
それは、彼女も私も、他の人もね。
自分の問題を、そのうちうまくいなせるようになるように、
まあイライラすることもあろうけれど、気にすることないわよー、ってね。

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by rekinokoyomi | 2018-01-16 22:27 | 昨日とか今日のこと | Trackback | Comments(0)